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node: garment_yuanlingpao
type: garment
slug: yuanlingpao
title: "円領袍"
lead: "円領袍は右肩で留める丸首の袍で、唐およびそれ以降のあらゆる王朝における男子の標準服である。交領の袍に代わって日常着となり、中国の官服はこの形の上に築かれた。"
published: 2026-08-18
updated: 2026-08-18
image_file: yuanlingpao.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Figures_in_a_cortege%2C_tomb_of_Li_Xian%2C_Tang_Dynasty.jpg"
image_author: "Tang tomb artist — round-collar robes in the tomb of Li Xian, sealed 706"
image_license: "Public domain"
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## 概要

襟は細い立ち上がりの帯で、右肩でボタンか紐を留めるため、首は交差ではなく囲まれる。身頃はまっすぐにゆったりと裁ち、袖は馬に乗るなら細く、官にあるなら広い。唐では色が位を示した――上三品は紫、次いで緋、緑、青である。後代は同じ形に補子を加えた。膝あたりの開き、あるいは襕という差し布が、士人の形を分ける。

## 着方と特徴

内着の上に着て、位を示す飾りの付いた革帯を腰に締め、柔らかい靴と幞頭を合わせる。襟が高く閉じ、帯がしっかり締まるため、姿は直立して細い。それが、これに取って代わられた垂れ落ちる袍との違いである。同じ衣が朝廷にも馬上にも街にも用いられ、変わるのは袖幅と生地だけであった。

## 歴史

丸首は中央アジアとペルシアから絹の道を経て中国に入り、北朝で流行し、初唐にはあらゆる階層の男性と、男装の女性の標準となる。宋、明、朝鮮、ベトナムはいずれも官服をこの上に組み立て、唐より九百年長く生きた。清が満洲の形に置き換え、漢服復興のなかでは最も多く再現される男物の袍である。
