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node: vitruvian_man
type: art
slug: vitruvian_man
title: "ウィトルウィウス的人体図"
lead: "「ウィトルウィウス的人体図」は、レオナルド・ダ・ヴィンチが1490年頃に描いたペン素描で、円と正方形に内接する人体を描く。古代ローマの建築家ウィトルウィウスが記した理想的な人体比例の図解である。"
published: 2026-07-11
updated: 2026-07-11
image_file: vitruvian_man.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Da_Vinci_Vitruve_Luc_Viatour.jpg"
image_author: "Leonardo da Vinci"
image_license: "Public domain"
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## 概要

1490年頃、レオナルドは古代ローマの建築家ウィトルウィウスの比例論に従い、円と正方形に同時に収まる2つの姿勢を重ねた男性像を描いた。図の上下には、レオナルド特有の鏡文字による注記が添えられている。

## 特徴

腕と脚が4本ずつ見えるのは2つの姿勢を一枚に重ねたためで、腕を水平にして脚を閉じれば正方形に、腕を上げて脚を開けば円に収まる。実地の観察と古典的理想の結合こそ、この素描がルネサンス人文主義の象徴とされるゆえんである。

## 歴史と影響

素描はヴェネツィアのアカデミア美術館が所蔵するが、古い素描の常として光に弱く、展示されることはまれである。今日では芸術と科学の融合を示す記号として、世界で最も複製された図像の一つになっている。
