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node: garment_usekh
type: garment
slug: usekh
title: "ウセフ（幅広の首飾り）"
lead: "ウセフは古代エジプトの幅広の玉の首飾りで、糸に通した玉の広い半円が胸と肩を覆う。生者も死者も着け、宝飾であると同時に護りのまじないだった。"
published: 2026-08-10
updated: 2026-08-10
image_file: usekh.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Broad_collar_necklace_of_Wah.jpg"
image_author: "https://www.flickr.com/photos/unforth/"
image_license: "CC BY-SA 2.0"
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## 概要

ウセフ（ウセフ＝広きもの）は、ファイアンス・金・半貴石の管玉と円盤玉を幾列も連ねた硬い首飾りで、両肩の端飾りで終わる。その重さは背に垂らす錘（メナト）で釣り合わされた。

## 着方と特徴

首に留めて胸と肩の上に平らに載せ、玉の列が喉から胸骨へ扇状に広がり、後ろのメナトの錘で安定させる。神・王・ミイラとなった死者が、エジプト美術でこれを着ける。

## 歴史

ウセフは古王国から現れ、ファラオの全時代を通じてエジプトの装身の定番であり続け、貴人には金で、庶民や墓のためには安価なファイアンスで作られた。宴では生花や葉の花輪の形のものも着けられた。
