---
node: tran_dynasty
type: period
slug: tran_dynasty
title: "陳朝"
lead: "陳朝（1225〜1400年）は、元（モンゴル）の三度の侵攻をすべて撃退した王朝である。1400年、帝位は重臣ホー・クイ・リ（胡季犛）の手に渡った。"
published: 2026-07-09
updated: 2026-07-09
---

## 概要

陳朝は何よりモンゴル撃退で記憶される。モンゴル帝国・元による三度の侵攻（1258年、1285年、1287〜88年）はいずれも退けられた。最後は1288年の第二次バクダン（白藤）江の戦いで、総司令官チャン・フン・ダオ（陳興道）の指揮のもとの勝利である。この戦役はベトナム史を象徴する叙事詩的な出来事とされる。

## 主な動き

最初のベトナム正史『大越史記』が1272年に編纂された——原本は失われ、その内容は1479年の『大越史記全書』に取り込まれて伝わる。民衆文字チュノム（字喃）も文学に広がった。時代の後半にはチャンパとの戦争が激化した。

## 終わりと移行

戦争による疲弊と宮廷の弱体化の末、1400年に帝位は重臣ホー・クイ・リに移った。短命の胡朝は明の侵攻（1406〜07年）で滅び、大越は明の一省として併合された。過酷な占領は約20年続き、1427年にラムソン蜂起が勝利を収めた。
