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node: garment_toga
type: garment
slug: toga
title: "トガ"
lead: "トガはローマの男性市民がまとう大きなウールの巻き衣で、留め具を用いず体に巻きつける巨大な半円形の布である。ローマ市民権そのものの正式な印だった。"
published: 2026-08-09
updated: 2026-08-09
image_file: toga.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Marble_statue_of_a_togatus_(man_wearing_a_toga)_MET_DT11656.jpg"
image_author: "The Metropolitan Museum of Art"
image_license: "CC0"
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## 概要

トガは染めないウールの一枚の大きな布で、ほぼ半円形をなし、トゥニカの上に丁寧な襞をとって整える。動きにくく仕事には不向きで、公の場や儀礼の装いとして、自由なローマ市民の印として着られ、外国人や奴隷には禁じられた。

## 着方と特徴

縫うのではなく巻いて着る。一端を前に垂らし、大部分を左肩から右腋の下を通してふたたび左肩へ回し、右腕を自由に残し、前に襞のふところ（シヌス）を作る。着崩れぬよう、ゆっくりと威厳ある身のこなしを要した。

## 歴史

縁の形が意味を担った——政務官や自由生まれの少年の紫縁のトガ・プラエテクスタ、成人に際して着る無地のトガ・ウィリリス、選挙候補者が白く晒したトガ・カンディダ。ローマ人にすら煩わしく、帝政期には日常から退いたが、儀礼の装いとして残った。
