---
node: garment_tangzhuang
type: garment
slug: tangzhuang
title: "唐装"
lead: "唐装は立襟に真っ直ぐな前立て、飾り結びのボタンで留める短い中国風の上着で、袖は現代の型で付ける。二〇〇一年の上海APEC首脳会議の記念写真で各国首脳が着て、国際的に知られた。"
published: 2026-08-17
updated: 2026-08-17
image_file: tangzhuang.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Vladimir_Putin_at_APEC_Summit_in_China_19-21_October_2001-13.jpg"
image_author: "Presidential Press and Information Office"
image_license: "CC BY 4.0"
---

## 概要

清の馬褂、短い乗馬用の上着の系譜にあり、立襟と中央の合わせと結びボタンを受け継ぎ、広い袖とゆったりした身頃を捨てて仕立てで身体に合わせる。生地は団花を繰り返す絹の紋織が多く、寿や囍の字を織り込み、赤や黒や金を用いる。構造に古いところはない。二十世紀の衣が十九世紀の衣を引用しているのである。

## 着方と特徴

シャツの上にそのまま羽織り、首元まで留めるか上を開け、袍ではなくズボンと合わせる。婚礼、旧正月の食卓、公式の場に着る上着であって、一式の衣裳ではない。結びボタンは上から順に留め、襟は喉に閉じる。着る目的である真っ直ぐな姿勢の線は、そこから出る。

## 歴史

名の「唐」は唐代の服のことではなく、十九世紀の華僑の言い方に由来する。中華街を唐人街と呼ぶのと同じである。ここはよく混同される。二〇〇一年のAPECの写真が一夜にしてこれを国民服にし、唐装か、旗袍か、中山服か、漢服かという十年越しの議論を起こした。今は婚礼と旧正月の定番の礼装であり、その議論の勝者ではなく、議論の項の一つである。
