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title: "スントーン・プー"
lead: "スントーン・プー（1786〜1855年）はタイで最も愛される古典詩人で、しばしば「ラタナコーシンの吟遊詩人」と称される。代表作は約20年をかけて綴られた長編韻文叙事詩『プラ・アパイマニー』である。"
published: 2026-07-10
updated: 2026-07-10
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## 人物

スントーン・プー（1786〜1855年）はタイで最も愛される古典詩人で、しばしば「ラタナコーシンの吟遊詩人」と称される。庶民の生まれながら、ラーマ2世の下で宮廷詩人として頭角を現した。

## 何をしたか

スントーン・プーはラーマ2世の宮廷文芸サークルとともに共作した。ラーマ3世の代に寵を失い、僧籍と放浪のうちに長い歳月を送ったが、その旅から名高いニラート（紀行詩）が生まれた。代表作『プラ・アパイマニー』は約20年をかけて綴られた壮大な恋愛冒険叙事詩で、人魚や海の鬼、笛を吹く王子が登場し、タイの学童なら誰もが知る物語といわれる。宮廷風の雅語ではなく、民衆の言い回しを交えた平易なタイ語で書いたことが、衰えぬ人気の核心だと広く評されている。晩年には再び寵愛と王室の庇護を得た。

## 後世への影響

生誕200年にあたる1986年、スントーン・プーはユネスコの顕彰事業で称えられた。タイでは6月26日がスントーン・プーの日と定められている。名高いニラートの舞台であるラヨーンには像と博物館があり、『プラ・アパイマニー』の登場人物たちは文化的アイコンとなっている。サメット島の人魚像もその一つである。
