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node: garment_paracas
type: garment
slug: paracas
title: "パラカスの織物"
lead: "パラカスの織物は、古代ペルー海岸のパラカス文化の刺繍のマントや巻き衣で、死者とともに幾千も埋められた。鮮やかな毛糸で超自然の像を密に縫い出したそれは、先コロンブス世界で最も見事な織りの一つである。"
published: 2026-08-10
updated: 2026-08-10
image_file: paracas.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Man%27s_mantle_for_mummy,_Peru,_south_coast,_Paracas_Necropolis,_c._250-100_BC,_camelid_hair_-_Textile_Museum,_George_Washington_University_-_DSC09679.JPG"
image_author: "Daderot"
image_license: "Public domain"
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## 概要

パラカスのマントは、木綿かラクダ科の布の大きな長方形を上質の毛の刺繍で覆い、飛ぶ呪術師・鳥・複合の存在の列を強い赤・金・緑で表す。マント・チュニック・腰布・頭巾といった衣一式は、着るためだけでなく、ミイラとなった死者を包むために作られた。

## 着方と特徴

生前はマント・チュニック・頭巾として体に纏い留め、死においては、名誉ある者をこれらの刺繍の織物の幾重にも巻き、家が用意できる最上の衣とした。布の数と質が、死者の身分を測った。

## 歴史

パラカス文化は紀元前八〇〇年頃から紀元一〇〇年頃までペルー南海岸に栄え、そのネクロポリスの埋葬は砂漠のなかで織物をほぼ完全に保った。布を富と芸術の最高の形とするアンデス世界の長い伝統の範を、それは定めた。
