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title: "オウィディウス"
lead: "オウィディウス（前43年–17年頃）はアウグストゥス時代のローマ詩人。『変身物語』は西洋文学で最も影響力のある作品の一つとなった。"
published: 2026-07-11
updated: 2026-07-11
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## 人物

オウィディウスは前43年、スルモ（現在のスルモーナ）の騎士階級の家に生まれたローマの詩人である。法律家としての教育を受けたが詩を選び、ウェルギリウス、ホラティウスに続く、アウグストゥス時代最後の大詩人となった。

## 何をしたか

『恋愛詩集（アモーレス）』や、恋愛指南を装った『恋愛術（アルス・アマトリア）』といった機知に富む恋愛詩で名を上げた。代表作『変身物語』は、変身をめぐるギリシャ・ローマの神話およそ250話を全15巻に織り上げている。8年、アウグストゥスは彼を黒海沿岸のトミス（現在のルーマニア）へ追放した。オウィディウス自身は原因を「一篇の詩と一つの過ち」としか述べておらず、真の理由は今も分かっていない。流刑地で哀歌集『悲しみの歌（トリスティア）』を書き、17年頃に同地で没した。

## 後世への影響

『変身物語』は後世ヨーロッパにおける古典神話の標準的な典拠となり、ダンテ、チョーサー、シェイクスピアに材を与え、ルネサンスとバロックの画家たちに主題の多くを提供した。その追放の身の上は、権力に罰せられた詩人の永続する象徴となった。
