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title: "近現代エジプト"
lead: "近現代エジプト（1882年〜現在）は、イギリスによる占領から1922年の独立、1952年の革命による共和国の成立を経て、今日のエジプトへと続く時代である。ナセル、サダト、ムバラクの各時代と2011年の革命がその節目となった。"
published: 2026-07-10
updated: 2026-07-10
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## 概要

1882年、ウラービー運動の後にイギリス軍がエジプトを占領した。エジプトは名目上はヘディーヴ（副王）のもとオスマン帝国に属したままだったが、実際にはイギリスの影響下で統治され、総領事クローマー卿の時代がその象徴とされる。1914年には正式に保護国が宣言された。

## 主な動き

1919年、サアド・ザグルールとワフド党を中心とする全国的な革命が起こり、イギリスは1922年にエジプトの独立を宣言した。フアード1世を国王とするエジプト王国が成立したが、国防や運河といった重要事項の権限はイギリスが握り続けた。第二次世界大戦ではエジプトは連合国の主要な基地となり、1942年のエル・アラメインの戦いが北アフリカ戦線の転換点となった。戦後には1948年の第一次中東戦争での敗北、腐敗、反英感情の高まり、1952年1月のカイロ大火が重なり、1952年7月23日の自由将校団による革命へと至って、1953年に共和国が宣言された。

## 終わりと移行

ナセル時代には、スエズ危機（1956年）、アラブ世界での指導的役割、シリアとの連合（1958〜1961年）、アスワン・ハイ・ダムの建設、そして1967年の第三次中東戦争での敗北があった。サダト時代には第四次中東戦争（1973年）とイスラエルとの和平（1978年キャンプ・デービッド合意、1979年平和条約）が続き、サダトは1981年に暗殺された。ムバラクは1981年から2011年まで非常事態法のもとで統治し、2011年の革命で退陣した後は、2012年に選挙で選ばれたモルシ大統領が2013年に軍により解任され（その際、治安部隊による支持派の座り込みの強制排除で数百人が死亡した）、2014年からはシーシー大統領が2020年代に入っても在任するという激動の移行期が続いた。現在のエジプトは人口が1億人を超えて急速に増加しており、運河の拡張や新行政首都といった巨大事業が進められている。
