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node: garment_magatama
type: garment
slug: magatama
title: "勾玉"
lead: "勾玉は、翡翠や碧玉、瑪瑙、ガラスを曲玉の形に磨き、孔をあけて緒に通した先史日本の装身具である。弥生・古墳時代を代表する飾りであり、三種の神器のひとつでもある。"
published: 2026-08-15
updated: 2026-08-15
image_file: magatama.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Itoigawa%27s_jadeite_magatamas_of_Ukikunden_Site.jpg"
image_author: "Peka — jadeite magatama, Ukikunden site"
image_license: "CC BY-SA 4.0"
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## 概要

勾玉は湾曲した玉で、孔をあけた側が太く、尾に向かって細くなる——その形が曲がった玉という名の由来である。最上とされるのは翡翠で、その翡翠はほぼ一か所、日本海に面した糸魚川周辺から出る。列島で翡翠を産するのはここだけである。ほかに碧玉、瑪瑙、滑石、のちにはガラスも用いられた。

## 着方と特徴

勾玉は緒に通して首に掛け、単独の垂飾として、あるいは管玉と交互に連ねて用いた。住居址ではなく墓から出土し、しかも副葬される者とされない者がいることから、日常の装飾品というより身分の標として読まれる。大きさと材質も同じことを語る。大ぶりの翡翠製は、手間と遠い道のりをそのまま示していた。

## 歴史

その形は縄文時代にすでに現れ、弥生から古墳の数百年に頂点を迎える。糸魚川の翡翠は列島を縦断し、朝鮮半島へも渡って、新羅の金冠には曲玉が下がる。仏教の伝来と葬制の変化とともにこの種の装身具は衰えたが、形が消えたわけではない。八尺瓊勾玉は今も皇室の三種の神器のひとつである。
