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node: garment_loose_socks
type: garment
slug: loose_socks
title: "ルーズソックス"
lead: "ルーズソックスは、脚の長さをはるかに超える厚手の白い靴下を、足首とふくらはぎのまわりに何重にもたるませて履くものである。制服とともに着られ、一九九〇年代後半の日本の女子高生の装いを決定づけた。"
published: 2026-08-16
updated: 2026-08-16
image_file: loose_socks.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Loosesocks-sobuline2011.jpg"
image_author: "Nesnad — loose socks worn with a school uniform, Tokyo"
image_license: "CC BY-SA 3.0"
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## 概要

靴下はもともと大きく編まれている。長さはセンチメートル単位で売られ、長いものは履く前なら膝上にまで届く。その余りをすべて押し下げ、襞の柱にするためである。効果こそが目的であった。白い綿がたまることで、対比によってふくらはぎと足首が細く見え、極端に短いスカートの下で脚の見える長さが縮む。そこに繊細さはなく、はじめから求められてもいなかった。

## 着方と特徴

そのままでは下がってしまう。定番の解決法は、まさにこのために売られていた棒状の身体用のりで、脚に塗って襞を好みの高さに留めた。輪ゴムを内側に仕込む手もあった。たるませ方には技術があり、意見もあった。襞の位置の高さ、襞の数、くるぶしを隠すかどうか。一日のうちに何度も直された。スカートはウエストで折って短くし、ローファーを合わせる。その一式は、ある種の女子高生の姿として一目で通じた。

## 歴史

この流行は九〇年代半ばから高校に広がり、九六年ごろには一般的になって、同じ時期のギャルの装いと固く結びついた。世紀の変わり目あたりで退き、紺や黒のショートソックスが戻ってくると、一つ下の学年の目にはもう古く映るようになった。それで終わりではない。二〇二〇年代に入って、最初の流行を知らない世代によって再び履かれている。記憶に残るほど強い学校の流行が、たどるいつもの道である。
