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node: garment_kalasiris
type: garment
slug: kalasiris
title: "カラシリス"
lead: "カラシリスは古代エジプトの女性の麻の衣で、胸の下から足首まで体に沿う長い筒形の衣である。のちのゆたかな形では、上質でほとんど透ける麻の、襞をなして流れるガウンとなった。"
published: 2026-08-10
updated: 2026-08-10
image_file: kalasiris.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Maler_der_Grabkammer_der_Nefertari_004.jpg"
image_author: "Maler der Grabkammer der Nefertari"
image_license: "Public domain"
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## 概要

カラシリスは白い麻のチュニック風の衣で、最初期は一、二本の肩紐で吊る筒形、のちには体に纏って襞をとる幅広の衣となった。その細やかさ——時にほとんど透ける——は贅沢の印だった。

## 着方と特徴

胸または腰から足首まで体に沿って着け、肩紐で吊るか巻いて結び、しばしば上に肩掛けや幅広のウセフの首飾りを添えた。新王国では貴人が、細やかに透ける襞をなして垂れるゆたかな襞入りの麻を着た。

## 歴史

筒形の衣は古王国から見られ、よりゆるやかで凝った襞のカラシリスは新王国の富裕層に栄え、墓の絵がそれを示す。涼しく軽い麻はエジプトの気候に適し、晒して白くすれば清潔と身分を示した。
