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node: garment_junihitoe
type: garment
slug: junihitoe
title: "十二単"
lead: "十二単は平安時代の女性貴族の正装で、裏地のない絹の袿を何枚も重ね、襟・袖・裾に色の重なりを見せる装いである。名は十二枚を意味するが、実際の枚数は一定ではなかった。"
published: 2026-08-09
updated: 2026-08-09
image_file: junihitoe.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Empress_Nagako-1926.jpg"
image_author: "宮内省 (Imperial Household Agency)"
image_license: "Public domain"
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## 概要

十二単（じゅうにひとえ）は平安の宮廷における女性の最も格の高い装束で、小袖と袴の上に袿を数枚重ね、その上に唐衣をまとい、後ろに裳を引く。見どころは一枚一枚よりも、重なりの縁に現れる色の階調の調和にあった。

## 着方と特徴

袿を順に重ねて着ることで、襟元・袖口・裾に色の帯が段になって現れる。季節ごとの配色は襲の色目と呼ばれ、草花にちなんで名づけられ、着る人の教養として評価された。最上に唐衣を着け、襞のある裳を背後で結ぶため、全体は重く、最も改まった場でのみ用いられた。

## 歴史

十世紀から十一世紀、遣唐使の停止のあとに宮廷装束が国風化するなかで整った。日常の装いはのちに簡素になったが、十二単は儀礼の装束として受け継がれ、今日も皇族女性が即位や結婚の儀で身につける。
