---
node: garment_inca_dress
type: garment
slug: inca_dress
title: "インカの装い"
lead: "インカの装いは、上質に織ったラクダ科と木綿の布を、簡素でまっすぐな衣に裁ったもので、その文様と質が着る人の正確な位を示した。男性は膝丈のチュニック、ウンクを、女性は肩で留める巻きの衣とマントを着た。"
published: 2026-08-10
updated: 2026-08-10
image_file: inca_dress.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Peru-tunic-unku-tocapu.jpg"
image_author: "«(User:A.Skromnitsky)» (A.Skromnitsky (talk))"
image_license: "CC0"
---

## 概要

男性のウンクは、襟の開きを持つ一枚織りの袖なしのチュニックで、腰布の上に帯を締めて着け、幾何学のトカプ文が身分を示した。最上のクンピはインカとその贈り物に限られた。女性は体に巻いて金属のトゥプの留め具で留める長い布アクスを着け、その上にリクリャのマントを掛けた。

## 着方と特徴

チュニックは頭からかぶって帯を締め、女性の巻き衣は体に折り巻いて両肩で留め、幅広の織り帯で押さえ、マントを胸でトゥプで留める。サンダル（ウシュタ）と、男性は鉢巻で装いを仕上げ、その布は帝国の最も重んじる贈り物・貢納だった。

## 歴史

インカのもとで布は富の最高の尺度であり、専属の織り手が織って大量に蓄え、装いは位と地域で厳しく定められた。スペインの征服は欧州の衣を重ねたが、アンデスのチュニック・巻きの衣・マントは高地に生きた伝統として残った。
