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node: hellenistic
type: period
slug: hellenistic_greece
title: "ヘレニズム時代"
lead: "ヘレニズム時代（前323年〜前146年）は、アレクサンドロスの死からローマによるギリシア征服までの時代である。ギリシア文化が世界規模に広がる一方、ギリシア本土は数ある舞台のひとつとなり、前146年のローマによるコリントス破壊がギリシア独立の慣例上の終わりとなった。"
published: 2026-07-10
updated: 2026-07-10
image_file: hellenistic_greece.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Winged_Victory_of_Samothrace_(1).jpg"
image_author: "Rijin"
image_license: "CC BY-SA 4.0"
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## 概要

前323年のアレクサンドロスの死から、前146年のローマによる征服までを指す。この間、後継者たちの王国——エジプトのプトレマイオス朝、アジアのセレウコス朝、マケドニアのアンティゴノス朝——がギリシアをめぐって争った。ポリスは王や連邦のもとで存続し、アカイア同盟とアイトリア同盟は連邦制の実験として知られる。

## 主な動き

文化の重心はアレクサンドリアをはじめとする王都に移り、図書館とムセイオンがその象徴となった。それでもアテネは哲学の都であり続け、エピクロスの園やゼノンのストア派（ストア哲学の発祥）が、従来のアカデメイアやリュケイオンと並び立った。コイネー・ギリシア語は地中海から中央アジアまでの共通語となり、のちに新約聖書の言語ともなった。エウクレイデス、アルキメデス、エラトステネスら、広いギリシア世界の学者たちのもとで科学も花開いた。

## 終わりと移行

前214年に始まったマケドニアとローマの戦争は、前168年のピュドナの戦いで決着した。前146年、ローマはアカイア同盟を撃破してコリントスを破壊し、これがギリシア独立の終わりとされるのが通例である。ヘレニズムという呼び名は19世紀の歴史家ドロイゼンによる造語で、ギリシア文化と東方との融合——ローマが受け継いだ世界——を指している。
