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node: hafez
type: person
slug: hafez
title: "ハーフェズ"
lead: "ハーフェズ（1325年頃〜1390年頃）は、シーラーズの抒情詩人で、数百のガザルを収めた『ディーヴァーン』はペルシア抒情詩の完成形とされる。ペルシア語で最も愛される詩人としばしば呼ばれる。"
published: 2026-07-10
updated: 2026-07-10
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## 人物

生没年はいずれもおおよそで、1325年頃に生まれ、1390年頃に没した。雅号は、コーラン全体を記憶した者を意味する。イルハン朝崩壊後の動乱の世紀に、シーラーズの地方王朝（インジュー朝、ついでムザッファル朝）のもとで生きた。その生涯について確かな記録は乏しく、伝えられる話の多くは伝説である。

## 何をしたか

酒と愛、そして見せかけの敬虔の偽善をうたい、その詩句は神秘の輝きをまとって、地上の恋の歌ともスーフィーの歌とも読める。この二重の読みこそが眼目だ、というのが古典的な批評の見方である。

## 後世への影響

『ディーヴァーン』を開いて託宣を得るハーフェズ占い（ファーレ・ハーフェズ）は、今日までイランの家庭で続いている。詩の一句とサマルカンドの代価をめぐるティムールとの対面の逸話は名高いが、伝説である。ゲーテの『西東詩集』（1819年）はハーフェズの翻訳に触発されて生まれた。シーラーズの庭園墓所ハーフェズィーイェは1930年代に再建され、イランで最も訪問者の多い名所のひとつに数えられる。
