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node: great_wave
type: art
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title: "神奈川沖浪裏"
lead: "「神奈川沖浪裏」は、葛飾北斎が連作「冨嶽三十六景」の第1図として1831年頃に発表した多色摺の木版画。日本美術で最も広く知られる作品である。"
published: 2026-07-11
updated: 2026-07-11
image_file: great_wave.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tsunami_by_hokusai_19th_century.jpg"
image_author: "Katsushika Hokusai"
image_license: "Public domain"
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## 概要

葛飾北斎による多色摺の木版画で、連作「冨嶽三十六景」の第1図として1831年頃に刊行された。爪のように砕ける波頭を持つ巨大な波が3隻の運搬船に崩れかかろうとし、遠景には小さく静かな富士山が据えられている。

## 特徴

画面を支配する深い青は、当時輸入されたばかりの顔料プルシアンブルーによるものである。この図は数千枚が摺られ、その多くが今も世界各地の美術館に現存する。同じ連作には、赤富士として知られる「凱風快晴」という名高い図もある。

## 歴史と影響

日本美術で最も広く認知された作品であり、ジャポニスムの時代の西洋の画家や作曲家に強い影響を与えた。モネやゴッホは日本の版画を愛好し、ドビュッシーの交響詩「海」の初版譜の表紙にはこの波を基にした図版が用いられた。
