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node: islamic_egypt
type: period
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title: "初期イスラーム期"
lead: "初期イスラーム期（641〜1250年）は、アラブによる征服からマムルークの台頭までのエジプトを指す。カリフ政権の属州支配から、ファーティマ朝・アイユーブ朝といった王朝の支配へと移るなかで、エジプトは徐々にアラブ化・イスラーム化し、カイロが首都として興った。"
published: 2026-07-10
updated: 2026-07-10
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## 概要

初期イスラーム期は、アムル・イブン・アル＝アースによる征服（639〜642年）から、マムルークが政権を奪う1250年までの時代である。征服直後の641/642年には軍営都市フスタートが建設され、そこに建てられたアムル・モスクは、アフリカ最初のモスクとしばしば呼ばれる。エジプトは正統カリフ、ウマイヤ朝、アッバース朝の各カリフ政権のもとで順次統治された。

## 主な動き

やがて自立的な地方王朝が現れた。トゥールーン朝（868〜905年。カイロのイブン・トゥールーン・モスクが現存する）、次いでイフシード朝である。969年には、北アフリカ出身のシーア派（イスマーイール派）カリフ政権であるファーティマ朝がエジプトを征服し、新都カイロ（アル＝カーヒラ）を建設、970年にアズハル・モスクを創建した。ファーティマ朝期のエジプトは、紅海と地中海を結ぶ交易で繁栄した。この数世紀の間に住民のアラブ化・イスラーム化は徐々に進んだが、コプト派キリスト教徒は依然として大きな共同体であり続けた。

## 終わりと移行

1171年、サラディンがファーティマ朝のカリフ制を廃してスンナ派を復権させ、アイユーブ朝を開き、カイロの城塞（シタデル）の建設を始めた。アイユーブ朝は十字軍によるエジプト攻撃を撃退した。1250年、奴隷身分出身の軍人マムルークがアイユーブ朝を倒し、この時代は幕を閉じた。
