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node: garment_crinoline
type: garment
slug: crinoline
title: "クリノリン"
lead: "クリノリンは、裾を大きな釣鐘形に張り出させるためスカートの下に着ける、しなやかな鋼鉄の輪の籠である。一八五〇年代に現れ、重いペチコートの重なりから女性を解放し、ヴィクトリア朝中期の輪郭を定めた。"
published: 2026-08-09
updated: 2026-08-09
image_file: crinoline.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Crinoline_fashion_1860.jpg"
image_author: "Contemporary drawing (1860), artist's name not given"
image_license: "Public domain"
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## 概要

クリノリンは、テープで吊った太さの違う鋼の輪からなる軽い枠で、スカートの下に着ける。ふくらんだ裾に要した幾重もの糊入りペチコートに代わり、はるかに軽く大きな幅を与えた。

## 着方と特徴

またいで腰で結ぶと、スカートが籠の上に滑らかな釣鐘形に張り出す。輪は動くたびに揺れ、着席や戸口、突風を難儀にした。裾は広がり続け、一八六〇年ごろに最大の差し渡しに達した。

## 歴史

鋼籠のクリノリンは一八五六年に特許を得るや、たちまち欧米を席巻し、数百万規模で量産された。一八六〇年代後半にはふくらみが後方へ移り、クリノリンは半籠、そしてバッスルへと道を譲った。
