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node: chinese_domination
type: period
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title: "北属期"
lead: "前111年から938年まで約千年間、ベトナムは中国王朝の郡県として統治された。ベトナム史学ではこの時代を「北属期」と呼ぶ。"
published: 2026-07-09
updated: 2026-07-09
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## 概要

前111年の漢による征服以降、この地は中国王朝の郡や州として統治された。中国式の行政、漢字、儒教・仏教文化が根づく一方で、ベトナム語と在地の習俗は存続した。

## 主な動き

この時代には著名な蜂起が繰り返された。ハイ・バー・チュン（徴姉妹、40〜43年）、バー・チエウ（趙氏、248年、伝承による）、そしてリー・ビー（李賁）が建てた短命の万春国（544〜602年）である。統治の実態と抵抗の歴史は、いずれも記録に残る事実である。

## 終わりと移行

9世紀末以降、唐の支配力の衰えが情勢を変えた。938年、ゴー・クエン（呉権）がバクダン（白藤）江で南漢の艦隊を撃破し、939年に王を称した。長く続く独立の始まりである。
