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title: "バオ・ダイ（保大帝）"
lead: "バオ・ダイ（1913–1997）は阮朝第13代にして最後の皇帝であり、ベトナム最後の皇帝でもある。1945年に退位し、のちに1955年までベトナム国の国家元首を務めた。"
published: 2026-07-09
updated: 2026-07-09
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## 人物

フランスで教育を受け、1926年からフランス保護領下で在位した（1932年にベトナムへ帰国）。短期間の改革の試みは、植民地支配の制約に阻まれた。

## 何をしたか

1945年8月30日、八月革命に際して退位し、王朝の璽と剣を引き渡した。このとき「隷属した国の王であるより、自由な国の一市民でありたい」と述べたと伝えられる。その後、新共和国の「最高顧問」を短期間務めた。1949年、フランスは彼を連合下のベトナム国の国家元首に据えたが、この時代の多くを国外で過ごし、1955年、ゴ・ディン・ジエム首相が実施した国民投票——広く不正があったとみなされている——により廃位された。

## 後世への影響

その退位は、千年に及ぶベトナム君主制の静かな終焉となった。以後はフランスで亡命生活を送り、1997年にパリで没した。帝国・植民地・戦争の時代をまたいだその生涯は、遊興好きの傀儡と評されることもあれば、時代に閉じ込められた人物と評されることもある。
