---
node: abu_simbel
type: art
slug: abu_simbel
title: "アブ・シンベル神殿"
lead: "アブ・シンベル神殿は、エジプト南部ヌビアの岩山に前1264年頃から前1244年頃にかけてラメセス2世のために刻まれた2つの岩窟神殿。1960年代、アスワン・ハイ・ダムの貯水池に沈む危機からUNESCOの名高い救済事業によって高台へ移築された。"
published: 2026-07-11
updated: 2026-07-11
image_file: abu_simbel.jpg
image_source: "https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Abu_Simbel,_fa%C3%A7ade_of_the_Great_Temple_(6201194723).jpg"
image_author: "Arian Zwegers from Brussels, Belgium"
image_license: "CC BY 2.0"
---

## 概要

アブ・シンベル神殿は、エジプト最南部ヌビアの岩山に刻まれた2つの岩窟神殿で、前1264年頃から前1244年頃にラメセス2世のために造営された。大神殿は王自身を讃え、小神殿は王妃ネフェルタリに捧げられている。

## 特徴

大神殿の正面は、高さ約20メートルのラメセス2世の坐像4体が守っている。神殿の軸線は、2月と10月に朝日が最奥の聖所の像まで届くように向けられている。

## 歴史と影響

1964年から1968年にかけて、アスワン・ハイ・ダムの貯水池による水没の危機に際し、神殿はブロックに切り分けられて高台に組み直されるというUNESCOの名高い救済事業が行われた。この事業は世界遺産制度そのものの誕生を促したと広く評価され、神殿は1979年にヌビア遺跡群の一部として登録された。
